まさしく「お笑ひ」。でも、PBの本じゃない。
いやいや、笑った笑った。設定も内容も見事である。金融コンサルタントと呼ばれる人間達の姿をこれほど見事に描き出した本は希だろう。多分、著者は上海人などではなく日本人なのだろうが、そりゃこれだけ書けば本名や所属機関が多少なりともばれるようなことは絶対に避けるだろうなと思う。
特に香港での項は爆笑もの。随所に出てくる、「フィクション」であるはずの会社名などがその面白さを増す。
ただ問題は二つあって、ひとつは単なる業界の暴露本であるということ。業界の人間は抱腹絶倒だが、資産運用や金融機関と関係無い人にとっては混乱を招くだけの本だろう。もうひとつはタイトルに偽りあり。PBについての記述はお粗末そのもの。多分、著者はPBのことは詳しくないけど、PBという文言をタイトルに入れた方が売れると判断したからだろう。PBに口座を開けようと思っている人が読んでも、なんの役にもたたないところが星一個足りない理由。
でも、久々に笑った本でしたなあ。
業界
著者はとにかく正体不明。 何の目的でこの本を書いたのかよくわからないのですが、
金融危機本をさまざまに読んだ人にとっては爆笑箇所が満載です。
でも、業界関係者しか笑えないかもしれないよ。この本を読んで笑えるかどうかで、
「業界度」が計れますね。
国家破産を煽る本によって右往左往させられているお金持ち。
(実はお金持ちでないのに右往左往している人も多く、右往左往していないお金持ちもまた多い)
それにつけこんでファンド(そのうちの一部は、「あやしげなファンド」)を売り込もうとする人々を
笑い飛ばしています。
主人公(?)のモチダ婆さんは、細かいことを理解しようとしないことは一般のおばあさんと共通ですが、
すばらしいのは実行力です。彼女は、それこそどこにでも行ってしまいます。
このように実行力があって、見切りをつけるのも早い人はどんな時代でも生きていける。
多少は変な人にだまされるかもしれないが・・・
金融危機本を読むのに疲れてしまったあなたにお薦めです。
マンガのような面白さの本
マンガのような面白さの本。(笑)何も知らない人は、こういう世界もあるんだと、自分への警笛になると思います。 ただし、情報は少ないです。 途中主語述語がねじれているのか、分かりにくいところもありますが、読み物として面白い本です。(笑)
誰の役にも立たない
情報が少なすぎるので深く研究している人には意味がない。 皮肉めいて書こうとしているため知識がない素人には 分かりづらく具体的な情報も記載されていないので 参考にも勉強にもならない。 誰にとっても読む価値が低い本です。
踏み絵のような本です
踏み絵のような本だと思いました。身近に「脅し本」(この本の表現) 好き、資産運用セミナー好きの複数のお金持ちがいるので薦めたところ、 某セミナー主宰者に大金を預けた人は「不愉快な本だ。つまらん」と怒 っていました。その人には「大金を預けて不安になっている」部分、い わば心の傷口があり、そこに塩を塗られた感じがしたのでしょう。 セミナーを胡散臭いと感じた他のお金持ちは「オレもこんな勧誘を受け たことがある」と喜々として感想を聞かせてくれました。「おちゃらけて いるけれど、内容はリアル」だそうです。 内容的には良いところを突いていため、あとはその人の立場によって怒 るか、笑うか、踏み絵的な反応をするということなのでしょう。 私は知らない世界を垣間見ることができた感じがして楽しめました。た だ物語の設定や文体などから判断して、本は金融本というより、エンタ ーテイメントの一種として読むべきなのかもしれません。金融本に興味 のない人でも結構、ハマりますよ。
カナリア書房
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